社長挨拶
当社は、オイルシールやOリングなどのシール製品で国内トップシェアを誇るNOKのグループ会社です。NOKグループの製品を作る上で重要な金型と成形機を製作しています。
NOKの製品は、身近なところでは皆さまの生活に欠かせない自動車やスマホ、家電などを始めとして、建設機械や農業機械、住宅設備機器や各種プラント、ロボットなど、さまざまな分野で機能部品として活躍しています。
当社はNOKと二人三脚で全ての皆さまの生活が豊かになるよう、より良い製品を作ることに心掛けています。
また、当社はNOKグループの一員として、環境問題への取組も重要な経営課題と位置づけてCO2削減に向け、改善目標を定め社員全員で取組んでいます。
最後に当社はNOKグループの一員として、NOKが新たに定めたパーパス(NOKの存在意義や社会における役割)と4つのバリュー(私たちが大切にしている価値観や信条、パーパスを達成するための行動指針、共通の判断基準)を共有しています。
そして当社は、お互いの多様性を認めあい、自分事で考え、なぜを繰り返し、できないをできるにを目指すことで、可能性を技術で「カタチ」にしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役社長
NOK Purpose & Values
Our PurposeNOKの存在意義
可能性を技術で「カタチ」にShaping Possibilities with Unique Technology
Our ValuesNOKが大切にする価値観
- RESPECT
- 多様性を認めあう
- IGNITE
- 自分事で考える
- EXPLORE
- なぜを繰り返す
- EXCEED
- できないをできるに
そして、夢を追い続けるWe pursue our dreams
経営理念
- 愛情と信頼に基づく人間尊重経営
- 派閥の無い強固な団結による風通しのよい経営
- 超常識の努力を惜しまない逆境に強い経営
- 常に夢を求める計画経営
経営方針
- 経営資源を重点分野に集中させ、より強く、より独自性に富んだ金型・機械製造メーカーになること
- 直接部門から間接部門まで、コスト削減を徹底し、収益体質をより強固なものとすること
- 品質向上のための研究を重ね、技術に裏打ちされた独自性のある、かつ社会に有用な商品を世界中で生産・販売すること
NOKフガクエンジニアリング株式会社の品質・環境方針
品質方針
- 顧客満足度100%確保に向かって、着実な事業活動を実施、展開する
- 要求品質の確保に向かって、品質マネジメントシステムの維持、向上を図る
環境方針
- 主要製品である金型と機械装置および、その生産活動が環境に与える影響を明確にとらえ、環境への負荷を継続的に軽減・改善することによって、地域社会との共存を図る
- 事業活動が環境に与える影響の中で、特に次の項目について、優先的に活動し、環境保全の継続的改善および、汚染予防に取組む
①省資源・省エネルギー化・カーボンニュートラル活動の推進
②水質汚濁による環境汚染の防止
③廃棄物の削減とリサイクルの推進 - 環境関連の法律、規制、協定、業界および、当社が同意するその他の要求事項は、遵守するに止まらず、技術的・経済的に可能な範囲で、さらに自主基準を制定し、一層の環境保全に取り組む
- 全従業員の環境保全に対する意識向上を図るため、環境に関する教育を実施し、環境保全型企業を目指す
共通方針
- 品質・環境マネジメントシステムについて、パフォーマンス向上のための継続的な改善に取り組む
- この方針に基づき、品質目標、環境目標を設定し、定期的に見直す
- この方針は、全従業員へ周知徹底し、必要に応じて外部に対しても公開する
ECOチャレンジ!
「持続可能な世界」を将来の世代に引き継ぐために
NOKフガクエンジニアリングは、
SDGs に取り組んでいます


- SDGs(持続可能な開発目標)とは?
- 2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
人権、経済・社会、地球環境、さまざまな分野にまたがった課題について、 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない( leave no one behind )」ことを誓っています。
NOKフガクエンジニアリングが行なっているSDGs
水質汚濁防止への取組み
- 水と衛生的な環境をきちんと管理して、
全ての人が安全な水と衛生的な環境を得られるようにすることを目指します。
徹底した排水管理
サイト外へ排水する際は、油水分離槽、合併処理浄化槽等により排水処理を行っています。
また、定期的に水質測定を行い、水質を監視しています。

緊急事態の対応手順を準備
もしもの緊急事態に備えて、地震や台風などの災害に対応する手順をしっかりと準備しています。
また、実際の災害時に大量の油が外に流れないよう、側溝近くに土嚢やオイルキャッチャーを常備し、緊急事態でも環境へ害がないように配慮しています。
さらに、毎年対応テストを実施し、災害時に迅速で効果的な行動が取れるように備えています。

カーボンニュートラルへの取組み
カーボンニュートラルとは温室効果ガス(主に二酸化炭素やメタン、窒素酸化物など)の排出量が実質ゼロである状態のことを指します。
この「実質ゼロ」というのは、人間の活動を止めて排出量を完全にゼロにすることではなく、排出した温室効果ガスと同じ量を吸収することによって実質ゼロを目指します。
- 二酸化炭素を発生させるエネルギーではなく、環境に優しい再生可能エネルギーなど(太陽の光や風、川を流れる水の力、海の潮の力など、自然の力でつくるエネルギー)を増やして、エネルギーを効率よく使ったりすることを目指します。
- 気候変動とは、人間の活動によって二酸化炭素(CO2)などが排出されて地球温暖化が進み、気候が変化することを指しています。気候変動の問題や、気候変動が原因の自然災害に対する備えの強化に、すぐに取り組むことを目指します。
再生可能エネルギーへの転換を推進
九州工場の屋根に太陽光パネルを設置し、年間132千kWhを発電しています。
太陽光発電は発電過程においてほとんど二酸化炭素や他の有害物質を排出しません。
これにより、気候変動の緩和や環境への負荷を軽減するのに貢献します。

省エネへの活発な取組みを推進
2050年カーボンニュートラル実現に向け、省エネへの活発な取組みを推進しています。
経年劣化した空調機を計画的に更新、空調機の運転見直し、電力消費量の見える化実施など、あらゆる省エネ活動を積極的に取組んでいます。

BCMの構築
BCMとは“Business Continuity Management”の略語で、日本語では「事業継続マネジメント」と訳されます。
自然災害や事件事故、テロ犯罪、感染症といった事業継続の支障となるリスクに対して、事業継続計画の策定・導入・運用・見直しという一連のマネジメントを行うことを指します。
- みんなが生活したり働いたりする上で必要なインフラである、社会的な施設や設備、サービス(水道や鉄道、ガス・電気、インターネットなど)について、災害に強いインフラをつくり、みんなが参加できる持続可能な経済発展を進め、新しい技術を生み出しやすくすることを目指します。
「事業継続マネジメント」の構築、展開
災害時等の緊急事態においても、企業を存続させるために「計画」を立案、運用、展開し、災害に強い企業を構築しています。
廃棄物ゼロエミッションへの取組み
廃棄物ゼロエミッションとは、「廃棄物のエミッション(排出)をゼロにする」という考え方です。
- 全ての人が安全で住みやすい家や、水や電気など必要なサービスを得られる街や地域社会にすることを目指します。
- 全ての国がモノを作ったり使ったりする時に、資源を無駄にしないようにすることを目指します。
ゼロエミッションの達成
廃プラ、紙、鉄くず、廃油、ガラス・陶器など、分別廃棄を徹底し、廃棄物の埋め立て処分量ゼロを達成しています。


地球にやさしい人になろう
地球で暮らせなくなる未来を何もしないで待ちますか?
「持続可能な世界」は、今、地球に住む私たちの行動にかかっています。
世界を変えることは、今からでも、誰でも、始められます。
- 食べ物を残さず食べる
- 環境にやさしいモノを選ぶ
- 食べられる分だけ買う
- 車を使わずに自転車や歩きで出かける
- お風呂のシャワーを出しっぱなしにしない
- マイバックを持ち歩く
- ゴミは分別してリサイクル
- 使わない電気は消す
- プラスチックより紙製品を選ぶ
- 捨てる前に寄付できるか考える